1月10日② ちくちく地区:まま

茨城県取手市のいこいーの+Tappinoを後にして、東京都文京区の地蔵通り商店街にある、こどもkichiにいってきました。取手アートプロジェクトでの、深澤孝史くんの<とくいの銀行>に、「宮田篤+笹萌恵”ちくちく地区つくります”券」を出資していますが、その券を劇作家の岸井大輔さんが引き出されたので、行ってきました。

こどもkichi
http://tokyocondition.com/tamariba2

とくいの銀行
http://tokuinobank.blog.fc2.com/

こどもkichiではちくちく地区について、下見の時にも「子どもと一緒になにかして欲しいとか、何かつくっていって欲しいというよりは、ここで大人が自分のことを何かしていてもらうことで、子どもも自分のことを何かしはじめるといい」みたいなことを聞いていたし、宮田と笹で「やりたくなったことを勝手にやる。」ことに決めていました。
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まずロフトを飾りたくなったので今までのちくちくで飾っていると、3才のえいちゃんと5才のたまちゃんがあそびに来たので、ロフトを飾るのを手伝ってもらったり、あそんでもらったりしました。このくらいの年齢だと、自分の名前の文字が入っているものがけっこう気になるらしい。神戸でつくった「ええとこ」をけっこう持って行ったので、えいちゃんの「え」がたくさんありました。
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遊んでいるうちにお母さんが来て、「以前に来たときに、おりがみでママをつくって、かざったこと」を、えいちゃんが教えてくれたので、「ちくちく地区:まま」を作って、ママの折り紙のとなりにかざってみました。左の四角いのがママの折り紙です。
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その頃にはロフトはこんな感じになりました。神戸で、はじめてちくちく地区を集めて飾ってみましたが、それぞれのことばの意味がわかりにくくなると、反対に形や縫い目がよりよく見えるような気もします。真ん中で埋もれているのが笹です。前回はギャラリー空間にエリアを決めて、そこを作り込むような感覚だったけど、今回は場所がそもそもよかったので、広がってゆくようなイメージで飾ってゆきました。とはいえ中途半端ではどこが変わったか分からないかもしれない空間なので、がんばりました。
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今回は<とくいの銀行>経由での「とくい引き出し」としてワークショップともインスタレーションともつかない、こんなことをしてみました。(いつもどおりとも言えるけど)けっこう気ままな活動です。きちんとオファーがあって、プランを組んだりしてやるのも良いですが、作品ではなくて「とくい」で、ワークショップではなくて「引き出し」だったので、いつもと違う(ような気もする)アプローチがしやすかったかもしれません。こどもkichiの良さもあったと思います。

これから、とくいの銀行は個人間の「とくい」のやりとりと、きょうのような作家や団体との「とくい」のやりとりが交差して行われてゆくような気がしました。アーティストやプロジェクトは、いわゆる法人窓口のような感じでしょうか。

最近、ふつうに微分帖がやりたいので、「とくい」を預けたら法人営業してくれませんか?とくいの銀行さん。
by ochakann | 2012-01-16 22:36 | アートのある団地/TAP

【ちくちく地区:井野団地/宮田篤+笹萌恵】(取手アートプロジェクト/茨城)


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