6月5日 微分帖の完成ってどこ?

f0192237_19294544.jpg
永遠のトワイライト  pens on paper 210×297mm 2008

神戸アートビレッジセンター(KAVC)での、水野正彦くんとの展覧会のために、水野くんやKAVCの伊藤さんと大橋さんが、ぼくの作品ファイルにふせんで書き込んでもらったコメントに返事を書いたり、スカイプで打ち合わせしたりと、いろいろと準備しています。

水野くんからの質問でおもしろかったのは「微分帖の完成ってどこ?」っていうコメントでした。微分帖の完成なんて考えたことがなかったので、「紹介して、遊んで、飾って、また誰かに紹介して…」っていう循環をしながら、いろいろな可能性を探って動いているのかなぁ、と思いました。

KAVC伊藤さんは、メディアセブンでの「としょ感と図書館」の空間を気に入っていただいたり、微分帖の紹介をリーフレットにしてみては?と提案を頂いたりしました。「としょ感と図書館」のときにも「としょ感のてびき」をつくったので、改訂版をつくってみようかな。

KAVC大橋さんは、「ちくちく地区」を気に入っていただいたり、「ドローイングとワークショップの関連ってなに?」と質問をいただいたりしました。ぼくの中では、「どちらも、まずかたちのつながりとか、名前のつながりとか、そういうものを見つける所からはじまっている」のが関連しているかな、と思いました。(でもそういえば、その後の、どうかくか、とか、どう遊ぶか、のところにはそこまで自覚的ではないのかもなぁ、とも思いました。)

あと、ドローイングは思春期っぽいとか、男女や性的なイメージがあるけどよくそういうこと考えてるんですかって、よく聞かれて、上のような理由でひらめくことが多いので、絵をかく時にそんなに考えないとよく応えるのですが、大学のころ「考えないのに出てくるなら本物の変態だ」って言われたのは、今となってはいい思い出なんですが、そのいい思い出を思い出したりしました。

水野くんのことや水野くんの作品のこともちょっとずつ、同じ所や違う所がわかってきて、二人の間でやりとりできるイメージが増えてきた気がするので、これからは、それを外側にむけて見てみたとき、どんなことが考えられるのかなぁ、とか漠然としながら、また9日に神戸に向かいます。

f0192237_19362129.jpg
かわぐち詩律いどうとしょ感 メディアセブン/埼玉 2010

あと、6月25日に、大阪のカマン!メディアセンターというところで、「お茶と微分帖の午後」という日があるそうです。こういうことはどしどしやって頂きたいです。どしどしです。みなさまやってみたらどんなのができたか、教えてくださるととてもうれしいです。

カマン!メディアセンター 
http://www.kama-media.org/japanese/blog/2011/06/post-1161.html
by ochakann | 2011-06-08 19:38 | 道の草 公園の壁/KAVC

【ちくちく地区:井野団地/宮田篤+笹萌恵】(取手アートプロジェクト/茨城)


by ochakann