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神戸アートビレッジセンター(KAVC)での、8月27日からの展覧会『道の草 公園の壁』のスカイプミーティングでしたが、直前に我がふたばスタジオのインターネットが出来なくなり、急遽ネットカフェからスカイプしました。

ネットカフェではしゃべれないので、ヘッドホンで音声を聞いて、チャットでの参加でした。使っているパソコンがすごく重たくてひらがなしか打てなくて、みんながぺらぺらしゃべっているのにぼくだけ平仮名文章人格という、ちょっともどかしいけど面白い会議でした(ロボみたいな感じ)。

主にトークイベントに誰をお呼びするかというはなしだったのだけど、阿部公彦さん、深澤孝史くん、野村誠さん、山本さつきさん、吉野さつきさん、などなどの名前を、ぼくからは出してみました。ぼくだけじゃなくて、水野くんも一緒にトークするので、なかなかどなたにするのか、考えるのは、面白いけどむつかしかったです。上のかたがたにはならなかったので、何かまた別の機会があればなぁ、と思っています。

KAVCでの展覧会のために、インタビューをしてもらったり、水野くんとアイデアを考えたりして、今どんなことを話せばいいのかなぁと考えたとき、「おそるおそるおそわる」ということばが浮かびました。今まで曖昧になっていたこととか、よく知らないでやっていたこととかを「おそるおそるおそわる」ような時間になったらいいのかもなぁと思いました。

「おそるおそる」は、本当にその人がこわいわけではなくて、その人ごしに見ようとするもの、「おそわろう」とするものに畏敬するというか、襟をただすような気持ちのことのつもりです。でもまぁ、はなすこと自体はやっぱりちょっとこわいです。

もう候補の方が何人か決まったので、それ以外の方と何が話したかったのかなーと、ちょっと考えてみる。とりあえず書いておけば、その都度書き足せるし、いつか聞けるかもなぁ。


阿部公彦さん(英米文学)
著書に 『即興文学のつくり方』 (松柏社)、『スローモーション考』(南雲堂)などがある。
『微分帖っていうことをしているんですが、これは即興文学の一つとか亜流といえるのでしょうか?または、即興文学ではないけれど重なる部分とか、異なるところはあるのでしょうか。微分帖はある構造を、書き手(であり読み手)が反復して増やしてゆくことで、お話が動いてゆきます。それがどこかスローモーションのような身振りをともなうことがあるように感じることがありますし、スローではないにせよ話の途中の話がふくらんでゆくような構造に、1秒のことを1時間で話すようなゆっくりさがあるようにも感じています。即興文学やスローモーションということば、考え方をうかがいながら、微分帖を紹介してみたいです』などなど。

深澤孝史くん(美術家)
場やそこに関わる人の特性を資源化、素材にし、そこからコミュニケーションを誘発させるプログラムやプロジェクトを展開。そうしたプロセスを作品化するかしないかは試し中かしら。
『ぼくは微分帖やちくちく地区のように、「ものやかたちやイメージの面白い関係を見つけて、方程式のように一般化しようとしている」のかなー違うかもなーと思うのだけど、ふかさわ君は”ものやかたちやイメージ”のところが、”場やそこに関わる人やその人の特性”になるって言ってみると、たぶんちがうと思うのだけど、でも言ってみるとどんな違和感がありますか?また、そうしてみても違和感のないところはありますか?ふかさわ君は(ぼくからすると)いつのまにか「アーティスト」から「美術家」に肩書きが変わっているのだけど、何か心境の変化とかあったの?』などなど。


野村誠さん(作曲家)
『微分帖を思いついたのが2008年1月で、「しょうぎ作曲」を知ったのが2007年8月でした。野村さんご本人に初めてお会いしたのはその1年前で、名古屋の芸大生だったぼくは何物か全く知りませんでしたし、野村さんそのものが面白いので、今まで何をやっていた人なのか、最近までよく知らなかったし知ろうともしていませんでした(なにか分かった気がしたのは、去年、オペラシティでの「出会い」展のカタログと、えずこホール「十年音泉(てんねんおんせん)」のDVDを頂いてから)。微分帖には同一素材同一構造での、方程式のような成り立ちと、参加者それぞれが順番にアイデアを共有してゆき、それによってイメージが更新され続けるところとがあり、「しょうぎ作曲」あるいは野村さんそのものに、ぼくは後者の点で影響されたのかもしれない、というかすごく影響を受けたと思っています。(前者については山本さつきさんや高松次郎、寺内曜子、長谷川繁やもっといろいろがごっちゃに。)野村さんにおける「しょうぎ作曲」とその前後をうかがいながら、ぼくにとっての「微分帖」前後を考えられたらと思います。』などなど。

山本さつきさん(美術批評)
『はじめてお会いしたのは17歳のとき、予備校の小論文の先生でした。その授業も面白かったのだけど、その後の長谷川繁さんの展覧会テキスト「なんでもいいの逆説」を読んだのがぼくの芸術ものごころがついたあたり(18歳)で、制作することとか、作品と自分との距離に、そのころから少しずつ自覚していったような気がしています。その傍ら「REAR」という中部圏の批評誌を準備、立ち上げて現在まで定期的に発行されていて、創刊号〜10号くらいまではけっこうしっかりとフォローしていました。「芸術の山」もこわごわ読みました。始めた頃はまじめだったのに今こんなことしててごめんなさいという気持ちもないではないのだけど、今からでもなんとか更正できないか、あるいはこのままでよいのか、「おそるおそるおそわって」みたいです。』

吉野さつきさん(ワークショップコーディネイター)
『ぼくの微分帖ほかのあそびは、盛り上がらなくていいし、つまんなくていいし、お客さんがたくさん来なくていいし、むつかしくたって分かりにくくたって、構造が機能して何かができあがるところをぼくが見られればいいのだけど、(だから本人は、これワークショップなのかな?とすこし思っている)でもそのためにはきちんと説明したり、ちょっと冗談を言って和んでもらったり、できるだけ正直に目の前の人に向かわないといけないんだよなぁ、ということを話して聞いてもらったら何て言われるかなぁとか、うかがってみたいです。』
by ochakann | 2011-06-27 15:35 | 道の草 公園の壁/KAVC
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神戸KAVCの展覧会のスカイプミーティングと、名古屋ちくちく地区のためのお裁縫をしました。笹は自分で縫ったものをツイッターで見られるようにしてますが、なかなかぼくはまだ、あんなにすらすら縫えないです。でも最近コロニアルステッチというのを覚えました。

ちくちく地区:結
http://twitter.com/#!/waaanabeee/status/81332743757234176

スカイプミーティングでは、ゲストトークのゲストを絞っていったり、関連イベントを詰めていったりしました。微分帖は初日にやるかもしれないです。あと、ツイッター微分帖のdivnoteを、関連企画としてもうちょっとせっせと遊んでみるかもしれない。

1floor2011展覧会制作BLOG

http://kavc.or.jp/art/1floor/11/


微分帖とことばの壁みたいな関係を、divnoteとなにかに置き換えるとしたら、どんなことができるだろう?と最近考えています。どなたかなにか思いつきませんでしょうか。
by ochakann | 2011-06-18 05:30 | あたらしい微分帖
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きょうはお昼頃、「ちくちく地区」をしている取手井野団地に、ふらっと行ってみました。駅から歩いて井野団地に行く途中、用水をのぞき込んでいる男の子がいて、一緒にのぞいてみると、ひとこと「ザリガニ!」と教えてくれました。ぼくひとりだったらここに「ザリガニ」の旗はつけられないけど、彼だったらつけるかもしれなくて、同じところから違うものを見ていて面白いなぁと思いました。

それで、井野団地のちくちくで、低いところにつけてた「あじさい」と「ベンチ」がなくなっちゃったと数日前に連絡をもらっていて、やっぱりなかったのですが、誰かが気になって持ってっちゃったんなら、それでもいいのかなぁ、とも思っています。しばらく井野団地でちくちくする機会がもてないのだけど、神戸の展覧会が終わった頃から、シーズン2をやろうかな。
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ちなみに、井野団地でいままで縫ったのは、

タッピーノ
tappino
岡堰用水
でんき
入口
イヌ
けいじばん
かべ
ホームランちゅうい
しだれざくら
とけい
あじさい
恋わずらい


でした。これらは全部、ぼくと笹が見つけたり、取手の誰かに教えてもらったりした、井野団地にあるものやことや、こころの名前です。

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この中で思い出すのは「しだれざくら」かなぁ。大きな地震のあと、しばらく取手にもなかなか行けなかったけど、もともと次に縫うってきめていた、井野団地のある人が好きな枝垂れ桜に、「しだれざくら」って飾って、そのすこし後に桜が咲いたら、なんかいいんじゃないかと思って、笹とふたりでせっせと縫ったのでした。
by ochakann | 2011-06-18 04:08 | アートのある団地/TAP
効かない=6/15'11=コマンドZはショートカットキーの代表みたいなもので、消したい過去も全て忘れられて便利です。昔のぱそこんじゃ無理だけど、23世紀の今は消すものに触れて「コマンドZ」と叫ぶと、ぼん、と消えます。彼女のYシャツもあとボタン1つです。でも効かない。
@divnote @NAKAJIMAyuta

NAKAJIMAyuta 中島 佑太
書き終わった文章が消滅した…。コマンドZも効かない。もういやだ
6月15日


昨夜も宮田くん=divnote=6/15'11=ふう、すっきりした!寂しい夜は宮田くんにあんなことや、うふふ!…人には伝わりにくいけど、面白い作文のあそびなんだよね、微分帖っていうんだけど。まぁつまり一言では言えないようなことをしてもらうに限る。昨夜も宮田くんありがとう!
@divnote @NAKAJIMAyuta

NAKAJIMAyuta 中島 佑太
ふう、すっきりした!宮田くんありがとう!
6月15日


プロポーズ級=divnote=6/11'11=この画面、プロポーズ級!だってほら!まぁ、出してくれたの50年も前だけど。私まだ孫にだって昔のデータベース呼び出して自慢するのっ。今はしわしわのあなただけど…、ここ見て!ここにドキドキした!! http://twitpic.com/59fsv5
@divnote @waaanabeee @peilnekph @sonihouse_AN

sonihouse_AN アナグラ
この画面、プロポーズ級にドキドキした!!
http://twitpic.com/59fsv5


のぶよし君= @yewthkey =6/8'11=納豆パスタ……そんな食べ物はカッコつけ関東人のぶよし君の好物の納豆と、ツンデレ関西人のあたしの好物がくっついたらどうなる!?っていう思いっていうか妄想が授業中にひらめいた発想。通天閣に誓って認めないと思ってたのに予想以上に美味いな
@divnote @peilnekph @yewthkey

yewthkey yewthkey
納豆パスタ予想以上に美味いな
6月4日



かくのだて=@sardynka=5/19'11=角館。むかし母が住んでた、これから私が掃除して住み直す家。古いラブレターでも発掘しよかな、と引き出しを開けて見つける城みちる。あぁわが新居…と思いつつ彼を迎えに、歩いて20分で秋田縦貫鉄道が通る駅。
@divnote @sardynka

sardynka mari satomura
角館。むかし母が住んでた、秋田縦貫鉄道が通る駅。まだ降りたことがない。縦貫鉄道に乗ると、大館の方まで行けるのですよね。
5月15日



東海ライオンズ=5/17'11=なんかTL見てると、あぁ、TLって知らねえのか。ほらそこ草野球、ぼっこぼこにうたれても平気。監督が良いんだ!監督は隣でぼこぼこにされてもほら財布をもう30分くらい守ってるほう、東海ライオンズのことね。風邪流行ってるっぽい。
@divnote @NAKAJIMAyuta @tsakuta

tsakuta 作田知樹
なんかTL見てると風邪流行ってるっぽい。パブリックTLのツイートで風邪の流行状況調査とかしてるサイトないかなあ。ばずったー以外で。
5月16日

by ochakann | 2011-06-16 00:10 | あたらしい微分帖
神戸アートビレッジセンター(KAVC)での水野正彦くんとの展覧会のための、インタビューと打ち合わせと、ちくちく地区のための取材に行ってきました。新開地でのちくちく地区では、KAVCが商店街のなかにあって、いろいろと魅力的な名前があるので、その名前をちくちくにしてみようかなと思っています。

お昼に新開地に着いて、まずは笹と新開地KAVC周辺をぶらぶらしました。あらためて見てみると、なかなかいいフォントも多いので、ちくちくでまねしてみようかな、商店街の看板に書いてあった「ええとこええとこ」っていうのも、たくさん旗にしてみてもよさそうだな、とか打ち合わせました。

その後KAVC伊藤さんとも合流して、展覧会用のインタビューをして頂きました。ちゃんと応えられたような気がしたのだけど、話したことはけっこう忘れてしまったので、ぼくも記事を読もうと思います。

15時からは水野くん、KAVC大橋さんも入って、展覧会打ち合わせ。タイトルが決まりました。ぼくは最後までもうひとつを推してみたのだけど、実らず。でもタイトルをゆっくり決めることで、おたがいのおなじ所やちがう所について考えられたような気がします。

17時からは、チラシデザインをお願いする長谷川アンナさんと、アンナさんとsonihouseというユニットをしている鶴林万平さん、大阪大学コミュニケーションデザインセンターの木ノ下智恵子さんも増えて、チラシのことを話したり話さなかったりしているあいだに新幹線の時間になって、帰りました。どたばた。

笹の紹介をするときに、「万平さんにおけるsonihouseみたいなかんじです」というとなんとなく伝わった気になるのが面白かった。

長谷川アンナさん
http://www.anagra.jp/
sonihouse
http://sonihouse.net/
by ochakann | 2011-06-15 13:17 | 道の草 公園の壁/KAVC
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永遠のトワイライト  pens on paper 210×297mm 2008

神戸アートビレッジセンター(KAVC)での、水野正彦くんとの展覧会のために、水野くんやKAVCの伊藤さんと大橋さんが、ぼくの作品ファイルにふせんで書き込んでもらったコメントに返事を書いたり、スカイプで打ち合わせしたりと、いろいろと準備しています。

水野くんからの質問でおもしろかったのは「微分帖の完成ってどこ?」っていうコメントでした。微分帖の完成なんて考えたことがなかったので、「紹介して、遊んで、飾って、また誰かに紹介して…」っていう循環をしながら、いろいろな可能性を探って動いているのかなぁ、と思いました。

KAVC伊藤さんは、メディアセブンでの「としょ感と図書館」の空間を気に入っていただいたり、微分帖の紹介をリーフレットにしてみては?と提案を頂いたりしました。「としょ感と図書館」のときにも「としょ感のてびき」をつくったので、改訂版をつくってみようかな。

KAVC大橋さんは、「ちくちく地区」を気に入っていただいたり、「ドローイングとワークショップの関連ってなに?」と質問をいただいたりしました。ぼくの中では、「どちらも、まずかたちのつながりとか、名前のつながりとか、そういうものを見つける所からはじまっている」のが関連しているかな、と思いました。(でもそういえば、その後の、どうかくか、とか、どう遊ぶか、のところにはそこまで自覚的ではないのかもなぁ、とも思いました。)

あと、ドローイングは思春期っぽいとか、男女や性的なイメージがあるけどよくそういうこと考えてるんですかって、よく聞かれて、上のような理由でひらめくことが多いので、絵をかく時にそんなに考えないとよく応えるのですが、大学のころ「考えないのに出てくるなら本物の変態だ」って言われたのは、今となってはいい思い出なんですが、そのいい思い出を思い出したりしました。

水野くんのことや水野くんの作品のこともちょっとずつ、同じ所や違う所がわかってきて、二人の間でやりとりできるイメージが増えてきた気がするので、これからは、それを外側にむけて見てみたとき、どんなことが考えられるのかなぁ、とか漠然としながら、また9日に神戸に向かいます。

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かわぐち詩律いどうとしょ感 メディアセブン/埼玉 2010

あと、6月25日に、大阪のカマン!メディアセンターというところで、「お茶と微分帖の午後」という日があるそうです。こういうことはどしどしやって頂きたいです。どしどしです。みなさまやってみたらどんなのができたか、教えてくださるととてもうれしいです。

カマン!メディアセンター 
http://www.kama-media.org/japanese/blog/2011/06/post-1161.html
by ochakann | 2011-06-08 19:38 | 道の草 公園の壁/KAVC

6月1日 ちくちく祝辞

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ちくちく地区:けんたくんゆいこさん結婚おめでとう(部分) 毛糸、フェルト 2011

名古屋で7月にする「ちくちく地区」の準備をしています。結婚式でのちくちくです。相棒の笹が気合いをいれてとりくんでいます。今回は①大きなちくちく「ちくちく寿」をつくることと、深澤孝史くんの「なかよしじぶん楽」とか「すごろ句」のアイデアを借りて、②みんなで1文字ずつ祝辞を縫ってゆく「ちくちく祝辞」をしてみるのが、いまのところ新しい実験です。

新郎
http://kenta-taguchi.net/
by ochakann | 2011-06-07 14:38

【ちくちく地区:井野団地/宮田篤+笹萌恵】(取手アートプロジェクト/茨城)


by ochakann