カテゴリ:道の草 公園の壁/KAVC( 21 )

12月15日 大阪

先日大阪に行ったばかりですが、今度は神戸アートビレッジセンター(KAVC)での「道の草 公園の壁」の記録集のための打ち合わせに、また大阪まで来ました。打ち合わせは夜から梅田でだったので、日中はアートコートギャラリーでの村上三郎、天満天神繁昌亭をはさんでアートエリアB1での西野達をみてきました。

記録集デザインはチラシ・ポスターとおなじく、sonihouseの長谷川アンナさんです。ことばの壁、微分帖、ちくちく地区の記録など、いろいろ工夫をしてみることになりました。完成は年度内の予定ですが、今から楽しみです。

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チラシもかっこいい。ぼくの「ちらし彫刻」からデザインを広げて下さったそうです。イラスト:KAVCうえたさん

sonihouse KAVC展覧会「道の草 公園の壁」チラシ&ポスター
http://www.sonihouse.net/menu/?p=2456
by ochakann | 2011-12-18 18:11 | 道の草 公園の壁/KAVC
8月の神戸アートビレッジセンター(KAVC)での展覧会のときにトークゲストでいらしていただいた伊藤存+青木陵子さんから招待状をいただいて、世界制作の方法@国立国際美術館を見るために、宮田篤+笹萌恵で大阪方面へ行ってきました。

伊藤+青木作品は大小10点弱のアニメーション映像やドローイングをもとに構成され、視点と視線が楽しく動く空間になっていました。その他ではクワクボリョウタさんの作品を面白く見ました。

そのあと、今度はぼくがトークゲストで個展におじゃました加藤巧くんの住む奈良へ。夜〜翌昼まで、京都奈良をいろいろと案内してくれました。秋篠寺、東福寺などへ行きました。

久しぶりにいろいろと見て回るうちに、美術館にしても、お寺にしても、構成された空間を「歩く」心地よさみたいなものがある気がしました。それは町歩き的な地域系アートプロジェクトでの面白さともやや違っているように思います(そういうのも好きですが)。

あらためて、そういうところは演劇やコンサートには普通はないところかもしれないと思いました。当たり前のことではあるけど、今気づき直したことに理由があるかもしれませんし、はっきりと言葉にもなっていないので、つぎの「ことばの壁」や「ちくちく地区」では、視点や視線が移動する面白さをもっと意識してみようかなぁ。



9月19日② 伊藤存+青木陵子さんとのトーク
http://ochakann.exblog.jp/16610665/

12月3日 入門編(加藤巧くんとのトーク)
http://ochakann.exblog.jp/16952542/
by ochakann | 2011-12-10 21:04 | 道の草 公園の壁/KAVC
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写真提供:神戸アートビレッジセンター 撮影:表恒匡

神戸アートビレッジセンター(KAVC)での、「道の草 公園の壁」の写真がとどきました。撮影は表恒匡さんです。いい写真がもっといろいろあるんですが、12月からは記録集もつくりますし、このくらいにします。これからしばらくは茨城県取手市の、取手アートプロジェクトに集中する予定です。
by ochakann | 2011-10-20 02:55 | 道の草 公園の壁/KAVC
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神戸アートビレッジセンター(KAVC←かぶっく、と読みます)での、水野正彦くんとの『道の草 公園の壁』も、最終日です。きょうは出品作家を交えたり、交えなかったりして、伊藤存さん、青木陵子さんとトークしました。

お会いした事がなかったので、ちょっと緊張していたんですが存さんがぼくと同じ「?」マークのTシャツ(それぞれメーカーやフォントはちがう)を偶然着ていらしたりして、4人トークするのに半分はてなマークなのかと思いましたが、とにかくそのおかげでちょっと和んだりしました。

広島現美でお世話になった樹里さんや、『ことばの森』の森林レンジャーとして、去年はたくさん微分してくださった、たむさんもトークを聞きに来てくださいました。トークの前に少しご挨拶をしたのだけど、そこで、どうしてゲストがこのおふたりなのかと質問されました。

それで、「この展覧会」とゲストとのつながりではなくて(そう答えても良かったのだろうけど)、ふと、ぼく個人とのつながりについてはそこまで考えていなかったような気がしたので考えてみたら、「伊藤存さんの作品は2003年のワタリウム美術館での個展で初めて見て(そもそもワタリウムも初めてで)、そのときに青木陵子さんとの映像も見ていて、それからこの2人の作品は意識的にみるようになってたりして、それはたしか大学1年生の19歳だか20歳だかのころでとにかくいろいろ名古屋や東京のギャラリーや美術館にまわったり、そのころ創刊されたREARとかすごく読んだし、大学生なのにわざわざ夏休みに予備校に戻ってO JUNさんとか登山さんの特別授業を1週間くらい受けたり、なんか、とにかく、いろいろしてたなぁ」というのが思い出されて、なので、そのへんをかいつまんで返答しました。

それから、トークなのですが、前半はゲストのおふたりの作品の変遷や、その間の共同制作についてのお話などうかがいました。今回ぼくは水野くんと「2人で」つくる展覧会の中に、笹と「共同で」つくる作品を出していたりして、そんなところも気にしながら、予備校ぶりくらいに、脇でメモをばりばりとりながら聞いていました。

後半はぼくと水野くんも交えてのトークでした。おふたりも水野くんみたいに看板の写真をコレクションしていたりして、看板スライドショーをしたりしました。とにかく若手作家らしく(?)一所懸命質問しましたが、丁寧に答えて下さって、感動しました。また記録集の編集などするときまでに、ゆっくり話してもらった事を消化しようと思います。
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その後、宮田+笹で見つけた看板コレクションより

トークのようす
http://kavc.or.jp/art/1floor/11/?p=996
by ochakann | 2011-09-27 17:22 | 道の草 公園の壁/KAVC
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神戸アートビレッジセンター(KAVC)での「道の草 公園の壁」、おかげさまで無事終了しました。ご来場頂いた皆様、来てないけどなんか気になってた皆様、ありがとうございました。またおいおいおぼえておきたいことなど、書いておこうと思います。最終日はいろいろな方にお会いできてよかったです。KAVCには、まだちょっと「ちくちく地区」が残っていますよ。
by ochakann | 2011-09-22 01:03 | 道の草 公園の壁/KAVC

9月9日 追加

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ことばの壁 2011
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ことばの壁 2011
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ちらし彫刻 2011(2003-)
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ちくちく地区:えいが 2011 宮田篤+笹萌恵
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いどうとしょ感:新開地 2011

神戸アートビレッジセンター(KAVC)に、笹と行ってきました。写真は9日じゃないのもありますが、会期中にできたツイッター微分帖divnoteをふやしたり、ちらし彫刻を追加したり、ちくちく地区を追加したり、いらした方と微分帖したり、19日のトークの打ち合わせをしたりしました。
by ochakann | 2011-09-14 13:37 | 道の草 公園の壁/KAVC
初日ですが、オープンの12時になるまで、しつこく作業をしました。バミリ取りとか(みんなすっかり忘れていたのを、笹だけ気づいた)、ことばの壁のメンテナンスとか、マップの確認とか、ちくちく地区の追加とかしました。しているうちに、いよいよ『道の草 公園の壁』がスタートです。
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ちくちく地区 2011(2009-) 宮田篤+笹萌恵

たまたま神戸に来ていたらしく、名古屋市美のほざきさんに再会しました。『びじゅつ感』でお世話になって、『としょ感』でお会いしたきりなので、それから4年ぶりでした。最初なぜか大橋さんという名前が出て来て、あ、違う保坂さんだ、と思って、あ違う違う保崎さんだったと記憶が二転三転しまして、うーん、4年か…。

『としょ感』は、名古屋のエビスアートラボというギャラリーに誘って頂いて、始めて「微分帖」をした個展でしたが、『オランダ経由のポスティングシステム』といって、最近やってませんが、「白いポストカードに絵を半分描いてもらって、うらに宛名も書いてもらったのを預かって、旅先で描き足して郵送する」という作品に参加してもらったりしました。4年前には紹介だけして、微分帖はしていなかったので、お昼からのワークショップにお誘いすると、またいらしていただけるとのこと。

展覧会場には大きく分けてニュートラルなギャラリー空間と、いろいろな人が行き交ったりゆっくりしたりする1roomという空間と、ガラス面を隔てて外側までの空間の3つがあるのですが、その中の、いろいろな人がいる1roomで微分帖をはじめてみました。最近はいろいろな都合で、時間を決めて参加者を募るような”ワークショップっぽい”微分帖をしていたのだけど、きょうは久しぶりに、”そのへんの人に声をかけてやるほうの”微分帖です。

まず、車いすの充電をしながらおしゃべりしていた女性おふたりに話しかけて、サポートスタッフさんも交えて、微分帖をしてみました。これから会議なのだそうですが、時間まであそんでもらいました。途中でお知り合いがもうひとかたいらしたりして、「すぐそこから来たんだけど暑くて目の焦点がぼやけたのが面白くなってきて笑ったりしたはなし」ができました。

今度は、そのようすを見ていて気になっていたらしい、KAVCで雨やどり中のご家族とあそんでみました。近所に住んでいてフリマに行く途中で、館外に飾った「ええとこええとこ」とか水野くんの作品が気になって見ていたら雨がふってきて、ついでに中も見に来たのだそうです。小学生くらいの女の子と、その弟くんと、お母さんとぼくで、「この道をまっすぐ私と弟と優しいお母さんとフリマへいくはなし」をつくったら、やさしいお母さんのところに弟くんから疑問符が付いてしまったのでもう一枚ページをいれて、微分帖が1冊できあがりました。ことばの壁も、紹介したらいろいろと読んでいって下さったり、「ちくちく地区」の小部屋にもはいってくれてたりしました。しかもそこで寝てたらしい。そして、雨がやんだので、またフリマへと出掛けてゆかれました。

それから、展覧会と映画を見に来た、「私の息子も作家で心配している」というお父さまと、サポートスタッフさん、KAVCスタッフさんも交えて微分帖したり、人生のはなしをたっぷりしたり、また来て下さったほざきさんとも、はじめて微分帖してみました。計2時間くらいで、4冊、いい時間がすごせたような気がしました。

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ちくちく地区:新開地 2011 宮田篤+笹萌恵

それからすぐに、スタッフ用とお客さん用で、ぼくと水野くんとKAVC伊藤さんに、たまに笹も、交えて、2回アーティストトークもしました。あぁ、きょうはいそがしい。それで、微分帖についてはだいたい言うことがきまってきてるのですが、ちくちく地区の説明をちゃんとするのははじめてでした。話しながら、最近分かって来たことをまとめてゆくと、あ、なるほど、こういうことをしてたのか、と自分でも思いました。KAVCで文字おこしをしてくださったので、その辺だけ書いておきます。

宮田>
○『ちくちく地区:新開地』
「ちくちく地区」は2人のユニットでやっている作品です。(笹萌恵さんとの共作)。
どういうしくみで作っているかというと、2人でペアになって、フェルトに文字の形を切り抜いて、取り替えっこします。そうすると切り抜いた文字と切り抜かれた文字がピッタリはまることはまずありません。自分の筆跡や手癖とか、イメージしていたスケール感とかが必ずズレる。

そういうことって、このことに限らず、例えば二人で同じ話をしていても、イメージを書いたら違ったとかいう経験ってありますよね?そのズレを面白いと思っています。そのズレたところをもう一度平たく戻すために糸を使っています。「イト」というのは糸でもあるし、(アイデアとかインスピレーションとかの)意図でもあります。糸目にすることで、自分がこうすると二人のイメージがすれてても、ずれたままでもくっつくよね、という思考の軌跡が残っていきます。糊でくっつけてしまうと分からないんですよね。

>地区でやるのはなぜか?
「ええとこ」は新開地の商店街のアーケードを歩いていて沢山使われているのを見つけました。その場で暮らしている人たちが思っている「ええとこ」のイメージとぼくらが思っているイメージはかたちと同じようにずれていると思います。それを良いふうに捉えたいと思って掲げています。

水野>
この作品は宮田君が行う作業としては、仕掛けとか、切り離してそれを無理矢理縫い付けるとか、そういうシステムの部分を宮田君が考えたんですか?

宮田>
もともと僕が紙でやっていたのですが、縫えばいいと、笹からアドバイスを貰って始まりました。縫う事で糸目が残ってなるほどな、と。笹が主に縫いもの担当しています。もちろん縫いながら気がつくこともあるし、考えていても実際やってみたら違う事もあるし、基本的には二人でやっています。

水野>色とか生地のチョイスであったりとか、いろんな縫い方とか、これは笹さんの感覚ですか?

笹>はい。ただ、KAVCに展示しているのは、KAVCスタッフさんやサポーターの皆さんの作品もあります。そういうのは自分でどんな色がいいかなと決めてもらっています。縫い方は図案から入るよりは、ここを押さえなきゃ旗としてなりたたない、という急所を見つけてを押さえていく感じです。そうすると、結果的にそういう図案になるという。

糸と意図。糸目が思考の軌跡、ということになっています。

水野>かならずしも、笹さんが縫わなくても、どなたが縫っても、ちくちく地区として成り立つ?

笹>そうです。誰が縫ってもよくて、今回ギャラリーの右奥の隠れ家みたいなスペースに「ちくちく」を飾っているんですが、あれは全国のいろんなところで、こどもや一般の方とやってきたものを展示してます。

宮田>隠れ家みたいな、ちょっとかわいい旗が密集したみたいな空間の小部屋がありますので、停電しないうちにどうぞ。(笑) *この日は大雨で、街灯が消えたりしながらトークしていた。


それから、オープニングパーティーもありました。いろんな方にお会いできたのもうれしかったですが、お昼の印象から、この空間では1roomであるとか、サポートスタッフさんのかかわりというような、ガラス面での展開と、ギャラリーでの展開をつなぐものがとても大事だなぁ、と思ったので、できるだけひとりずつ、サポーターさんとそんなお話しをしたり、突然「しらん顔」というあそび(パーティーなどで、気づかれないうちに似顔絵を書いてプレゼントする。気づかれたり、気づいている人にはかかない)を思いついたのでやってみたりしました。

大変いそがしい3日間でしたが、なんとか、展覧会がはじまりました。
by ochakann | 2011-09-08 03:15 | 道の草 公園の壁/KAVC

8月26日 搬入Ⅱ

朝から、ことばの壁を整えたり、ちくちく地区を付けたり縫ったりの作業をどんどん進めてゆきます。で、今回は額に入れた絵がたくさんあって飾るのに困ってたら、もうひとりの出品作家の水野くんが絵をきちんとつけてくれました。水平とかてきぱき出してゆくのでかっこいいです。見直しました。

午後はまずKAVCの館外周辺にも「ええとこええとこ」を付けてゆきたいので、商店街のいろいろなところへお話をしてゆきました。商店街のお店や、まちづくりNPOさんのところなどにゆく。展示の許可どころか、突然うかがったのに色々と提案して下さったりしたので(あと、『ええとこええとこ聚楽館』の話もしたかったので)、もうちょっと早めにうかがっててもよかったかもなぁ。でも、そのおかげで、KAVCの前の看板とか、お向かいのお店にも「ええとこ」を飾らせて頂きました。

で、そんな外回りをしているうちにサポーターさんがすでに集まって下さっていたので、また今日も微分帖をしてみました。ばたばたしていて、昨日のみなさんよりかはあまり話せなかったのだけど、年も近かったせいか、わいわいとことばの壁をかざっていってくださいました。作業の最後には、ちらし彫刻相撲大会もしました。

サポーターさんが帰った18時ごろ、やっと、とりあえず作品が壁や空間に飾られた状態になりました。これからやっと、小さな詰めや大きな作品のバランスを考えていけます。ちょうどこのあたりで、新開地を取材して制作した作品のガラス面空間と、その他の作品のあるギャラリー空間がバラバラなんじゃないかという指摘があり、ぼくもそう思ったので、宮田・水野・KAVC伊藤さんで作戦会議をしました。

その結果、ぼくはガラス面付近で前日おさまりが決まらなかった、館内での大きな「ええとこええとこ」などの「ちくちく地区:新開地」の構成を、笹とも相談して変更・追加することで、笹は、その場のいくつかの「名前」を新しく縫うことで、水野くんは、ガラス面とギャラリーの間にある柱にも作品を展示したりガラス面の作品を追加することで、伊藤さんはガラス面とギャラリーの間にあったたくさんの棚などを移動・撤去することで、空間をつくってみようということになりました。

ここからの時間がなかなか良かったです。ギャラリーとガラス面の間を考えることで、ギャラリーでは宮田・水野作品そのもの、あるいはその構成によってふと目に入るおもしろさがあること、ガラス面では、そこに置かれた作品と、商店街の往来や、お向かいのお店や、かつての新開地が入り交じって見えてくるおもしろさがあることがもういちど確認できましたし、では、その「間」にはどんなおもしろさがあるだろうと考えることもできました。

このギャラリーとガラス面の間の空間は、日中は往来もあるところなので、ゆっくりできるような、別のこともできるような隙を残しつつ、他の空間の良さを延長させてゆき、時間ともたたかいながら、空間全体も考え、展覧会を仕上げてゆきました。さらにその勢いで、かねてからちくちく地区でやりたかった、「名前の沢山ある空間」にも少し挑戦しはじめています。この時間にも笹がすごい勢いで縫った、「とけい」「じはんき」「しりょう」「ベンチ」「かくところ」などがありますので、いらしたらぜひさがしてみてください。

と、そんなことをしていると終電もなくなり、はじめて夜の神戸を車で帰りました。
今夜も銭湯。夜中に就寝しました。
by ochakann | 2011-09-04 02:21 | 道の草 公園の壁/KAVC

8月25日② 搬入Ⅰ

前日の夜に着いたホステルから、笹と神戸アートビレッジセンター(KAVC)へ。
午後からはサポーターさんとことばの壁をつくるので、午前中の間にもろもろ荷解きをしたり、ギャラリーの可動壁を並べたりしてゆきました。笹は昨日までがんばった、大きな「ええとこええとこ」を、一本に仕立ててゆきます。

お昼からは、来て頂いたサポーターさんと、まず微分帖をしてみました。高校生からお母さんまで、色々な方が参加してくださってます。「寝坊してあわてて来たからそのココナッツサブレを食べたいんだけど、開いてないから諦めたはなし」と、「ぼくと猫がベランダでゆっくりするはなし」ができました。

微分帖をつくってみて仕組みが分かってもらえたところで、ことばの壁を作り始めました。今までできた微分帖を、どんどん読んで、どんどん付けてゆきます。「針金でいちゃいちゃするはなし」とか、「アメリカ製強力殺虫剤”ザ・バスターコックローチ”のはなし」とかがおもしろかったそうです。とくに、広島市現代美術館での「ことばの森」でつくった、森林レンジャーさんたちの微分帖はあまり見ていなかったので、ぼくにとっても新鮮でした(しかも、思っていたよりずっとたくさんあった)。

サポーターさんは18時までで、そのあとは館外に、仕立て上がった大きな「ええとこええとこ」を設置して水野作品との見え方を考えたりしました。おおきい旗とちいさい旗がからんでゆくと、なんだかおもしろく見えます。

ちくちく地区の小部屋もつくりました。ギャラリー内に、隠れ家のように今までのちくちく地区を飾ってゆきました。読めないように付けてゆくと文字がことばとして見えないので、一枚一枚のかたちや縫い目に視線がいくようになるといいなぁと思います。

館外は早く決められたのだけど、館内のビッグええとこの設置にまよいました。笹とも相談しながら、ひとまずガラス越しに両方が見えるところへ置いて、22時過ぎに搬入1日目が終了。ホステルから銭湯へ。夜中に就寝しました。
by ochakann | 2011-09-01 18:21 | 道の草 公園の壁/KAVC
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ことばの壁 2009

昨夜神戸について、きょうから搬入です。そういえば、いろいろ並べていける展示は久しぶりなので、あらためてどんな見え方になるか楽しみです。『ことばの壁』、『ちくちく地区』、『ちらし彫刻』、『千年パーマ』、ドローイング10枚くらい、『腸々夫人』などのマンガを、今日明日でどんどん並べてゆきます。

とくに『ことばの壁』の微分帖は、広島市現代美術館での「ことばの森」の分やツイッターでの「divnote」の分が加わるので、今までと雰囲気が変わったらいいなぁと思っています。『ちくちく地区:新開地』も、あたらしい試みなので、うまくいくといいです。こないだ笹が、”鮟鱇吊るし縫い”という技を開発していました。

27日から、神戸アートビレッジセンターです。
http://kavc.or.jp/art/1floor/11/
by ochakann | 2011-08-25 08:57 | 道の草 公園の壁/KAVC

【ちくちく地区:井野団地/宮田篤+笹萌恵】(取手アートプロジェクト/茨城)


by ochakann