カテゴリ:ことばの壁( 58 )

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会期 2014年7月19日(土曜)~8月31日(日曜)
会場 刈谷市美術館1階
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(7月21日は開館)、7月22日(火曜)
入場料 無料
主催 刈谷市美術館
後援 愛知県教育委員会
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としょがかり通信
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としょがかり通信 vol.2
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としょがかり通信 vol.3
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としょがかり通信 vol.4
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としょがかり通信 vol.5
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by ochakann | 2015-04-09 00:03 | ことばの壁
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会期 2014年7月19日(土曜)~8月31日(日曜)
会場 刈谷市美術館1階
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(7月21日は開館)、7月22日(火曜)
入場料 無料
主催 刈谷市美術館
後援 愛知県教育委員会
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こいけぐらんじさんとの微分漫画『ニセモノ』12ページ
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mannaさんとの微分絵本『たいせつなものを』12ページ
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もぐこんさんとの微分漫画『LOKKER ROOM』16ページ
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宮田篤、こいけぐらんじ、manna、もぐこん、での微分絵本『ゆにこちゃん』16ページ

深澤孝史くんとの『ゆにこちゃん』8ページもある
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by ochakann | 2015-04-08 03:46 | ことばの壁
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会期 2014年7月19日(土曜)~8月31日(日曜)
会場 刈谷市美術館1階
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(7月21日は開館)、7月22日(火曜)
入場料 無料
主催 刈谷市美術館
後援 愛知県教育委員会
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by ochakann | 2015-04-07 22:33 | 未分類
応急的に暖 @tomoca9 コンロでヤカンに火をくべつつ、カイロを股関に貼りつけ、むつかしいことをかんがえてあたまを回転させて熱を発生させよう。たとえばさんすうはむつかしい、よし、たしざんをしよう。2たす1は…さん……で、……ええと…1たす2はさんで、応急的に暖をとる!
@divnote @661muromuro ‏@tomoca9 11月17日

tomioka kanako ‏@tomoca9 11月14日

コンロでヤカンに火をくべつつ、暖をとる!


町立すべすべ公園 @__y___I @urya_rio この街の高台からかの有名なすべりだいがある遊具の下から巨大なカニと町民たちが千年にいちど戯れたと伝承される絵巻物、おしくら蟹まんじゅうがあらわれるといわれている町立すべすべ公園の全景が見える
@divnote @661muromuro ‏@__y___I 11月13日

さえ ‏@__y___I 11月8日

@urya_rio この街の全景が見える


特急ばるさ @NAKAJIMAyuta 明日はいよいよJR上毛線からスペイン国営鉄道直通の、前橋駅天空10番ホームに1週間かけてはしごで3番ホームや7番ホームをゆっくりゆっくり通り過ぎながら登る…!そして発着する特急ばるさに載ってマドリッド…!ドキドキ
@divnote @NAKAJIMAyuta 11月3日

中島 佑太 ‏@NAKAJIMAyuta 11月3日

明日はいよいよマドリッド…!ドキドキ


腰痛 @yuikokada 結局おばあさん全員が座れた。それ見た腰痛で深く座れないうちの爺さんが、わし今テレビで見たのやる、と近所の腰痛友達を集めて腰痛エクササイズ。でも皆サポーターやプロテクターやコルセットや付けすぎで体のライン変だしおじいさん全員がもっこり。というほっこり話
@divnote ‏@NAKAJIMAyuta @yuikokada 11月2日

ゆいこ ‏@yuikokada 11月1日
地下鉄にて。ご高齢のおばあさん5人組が乗車されて、その内の1人が杖をつかれていたので席を譲ったら、私の左隣で携帯をいじっていた金髪強面の兄ちゃんも無言ですっと立ち上がり、その隣そのまた隣の若者たちも続々と席を譲り、
結局おばあさん全員が座れた。というほっこり話。
by ochakann | 2014-03-30 18:24 | ことばの壁
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あいちトリエンナーレのキッズトリエンナーレにて、「微分帖/ビブンマンガ/びぶんえほん」というワークショップをしてきました。とにかく、色んな方がいらして、あっというまの2日でした。

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今回はその場で参加できる『はなしのたね』『ふせん詩』と、2日間かけて行うメインプログラム『微分帖/ビブンマンガ/びぶんえほん』の2本だてにくわえて、『ことばの小さな壁』という、いままでの微分帖から子どもや親子向けに選んだおはなしの展示もおこないました。

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『はなしのたね』は広島市現代美術館での「ことばの森」のときのように、微分帖の1枚目を書いていくプログラムです。2日間のあいだに、スタッフやほかの参加者がお話を増やして、置いていった「たね」が微分帖になって、『ことばの小さな壁』に生えてきます。

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『ふせん詩』は今回あたらしくはじめてみたプログラムで、『ことばの小さな壁』の微分帖を読んでみて、なんだか心にのこったお話に目印をつけてみます。読んだ印象などから、ふせんを切って貼ってみます。色んな年齢の参加を期待しているのと、「ことばの壁」がもっとおもしろい壁にならないか、という実験でもありました。

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『微分帖/ビブンマンガ/びぶんえほん』は2日間のプログラムでした。トリエンナーレの募集から、ゆいちゃん・おとちゃん・おとちゃんのお母さんが参加してくれました。このプログラムでは会場の奥に微分帖ラボをつくって、そこでスタッフともどもゆっくりじっくり微分帖で遊んだり、ふつうにおしゃべりしたりしました。また、川口市メディアセブンのときのように、完成した微分帖からいくつかを選んで、びぶんえほんを制作したりもしました。

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最近の微分帖をする場所だと、なかなかこんなにゆっくりとできないことも多かったのですが、2008年に微分帖を初めてあそんだ、長者町エビスアートラボでの「としょ感」のときなど、初期の微分帖はこんな感じで微分帖をしてもいいし、しなくてもいいような場所だったりもしたので、このゆとりも、やっぱりいいな、と感じました。

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このおかげで、メインプログラムの参加者やスタッフが、その他のプログラム全体にも関わってゆけたり、あと、ふらっと来てくれた友人や知人をゲスト参加者にしたりとか、ちょっとした脱線ができるようになって、いつもとはちがう展開があって良かったです。*写真は、メインプログラムの参加者が、「はなしのたね」のお話を描き足して微分帖にしたものを、たねを置いたあとおとなりのプログラムに参加していた「たね主(はなしのたねを描いたひと)」をたまたま見つけて、こんなはなしになったよってじきじきに紹介しているところです。

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また、今回もやはり、手伝ってくれたみなさんに楽しくしてもらった現場でした。ぼく個人としては、「はなしのたね」のおはなしは、はなしのたねを描いたひとの知らないところで微分帖になってゆくんだろうな、と思っていたのだけど、微分帖ラボのみなさんの素早い作業によって(微分せよ、秒速で。という合い言葉が生まれた。)かなりのおはなしが、その場で微分帖になり、たね主に紹介されていました。

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自分のつくったはなしの結果がすぐ見れるのも面白いけど、どんなおはなしになるのかな?と想像して帰るのだってあそびとしてぼくは良いと思ってはいるんですが、今回の現場は、この微分やりまくりによって雰囲気にものすごく活気があって面白かったし(微分帖なのに!)、途中からは、そのおかげで、ちがうプログラム同士がいっしょにあそべたりして、気づかないうちに、ひとりでは得難い経験になっていたと思いました。

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これは本当に今回の収穫で、手伝ってくれた人のほとんどが作家の友人で、微分帖を良く知っていてくれたからだったりするのかもしれませんが、自分でつくった仕組みから、思ってもみないパフォーマンスが生まれた瞬間でした。*写真は「微分の壁」にぶつかり頭を抱える、微分帖ラボの研究員。

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また、「ちくちく地区」の制作パートナーの笹萌恵と一緒に、「微分の公式」のちくちく地区をつくってみました。これから、微分帖の現場では毎回これをかざってゆこうかと思っています。ただ、詳しくどういう式なのかはよく分かっていません…。

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「まいあさ」のはなし
「わたしまじょ ここパンツ」のはなし
「くさったさつまいも」のはなし
「お立ち台」のはなし
「てきと戦って地球の平和を守ってからトリエンナーレにきた」はなし
「つぼみ」のはなし
「20年前の殺人事件」のはなし
などなど、水色の微分帖が、今回できたものです。
このほかにも、たくさんたくさんお話ができました。

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by ochakann | 2014-03-28 00:17 | ことばの壁
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先週も行った、松戸アートラインプロジェクトの中島佑太+石幡愛の<図書館>で微分帖をする。彼らの<図書館>に、ぼくの「いどうとしょ感」がお邪魔したような感じになりました。今年2回目の風邪で頭がぼうっとしつつも、お客さんも交え、何冊か作っているうちに<図書館>コラボルールを思いつきました。

①いつもは誰かが適当に書いている微分帖の書き出しを、<図書館>にある本の書き出しから引用して、②いつもは微分帖が出来上がってから決めるタイトルを、その本のタイトルと同じにすることにしてみました。


<図書館>には主に松戸の方からもらった本がたくさんあって、でもなかなか全部読もうという気にはならないけど、微分帖コラボルールが出来たらなんだか色んな本の書き出しが気になってきて、普段とはちがう視点でいろんな本を見ることもできました。先にタイトルを決めておくっていうのも、縛りが出来て面白いです。

ほんとうの図書館でこういうあそびができないかな、あるいは誰かの書斎とかでやってみてもおもしろいかなぁ。引用した本と併置して、にせブックレビューみたいにしてもいいのかな。

<図書館>
http://daihonban.exblog.jp/
by ochakann | 2010-12-16 03:26 | ことばの壁
スプーン=divnote=Oct.2=明日朝早い新幹線であのやたらと固いアイスクリーム食べたいな。でも付いてくるスプーンはやたらと弱すぎてすぐにパキッと折れちゃうしぼくのやたらと大きな手にはやたらと小さいんだよな。うちからスプーンはもって行くことにします。
12:25 AM Oct 3rd webから

明日/朝早い新幹線で==行くことに/します。
4:13 PM Oct 1st webから


ヒジヤマネコ=dvn=Sep.7=これは泣いてるときのヒジヤマネコのなかでもみんながそれぞれ、「大将」とか「ヤン様」とか「タイスケ」とか「わがはい」と名付けてかわいがっている子のなきごえですね。知らない方は驚いてしまうでしょう!http://twitpic.com/2lj7a4
10:25 PM Sep 7th webから

yamanekojuriこれは泣いてしまうでしょう! http://twitpic.com/2lj7a4
11:20 PM Sep 5th Twitpicから
あなたがリツイート


なつかしいnights=divnote=Aug.29=小学4年生のなつの7つのナッツのおやつの思い出。4つめのナッツつまみつつ落とした7つめのナッツ長机の下で見つける。knightに向けて何通か出した手紙。なつかしいnightsの記憶がよみがえる。@monomoena
5:04 PM Aug 29th webから

monomoena閉店したり改装したりブランクあったけど、変わってない。 小学4年生のなつの記憶がよみがえる
11:22 PM Aug 27th webから
あなたがリツイート


某おかん=divnote=Aug.25=参加者の中にまぎれて爆弾をおっことし和気あいあいのクッキーづくりを、ガチンコ親子対決、ノールール30分1ラウンドおもしろクッキー創作真剣勝負に変え、ほんわかとした雰囲気を解体していた某おかんです。
9:39 PM Aug 27th webから

参加者の/中に==いた/某おかんです。
11:26 PM Aug 25th webから


もう一度歌を=divnote=Oct.4=とにかく、もう一度歌を聴いてみた。慶子さんの歌う姿も想像してみた。ライブじゃないけど、わたしが今いるのはただの我孫子行きの満員電車だけど、イヤホンからのうたごえはmp3でもすっと伸びる。私もちゃんと歌いたいと思った。@uco4
2:38 AM Aug 4th webから

uco4ペパーランドの慶子さんからおもちゃの亀をもらった。とにかく、もう一度歌をちゃんと歌いたいと思った。
2:22 AM Aug 4th TwitBirdから


路面電車にゆられなう=divnote=Oct.4=いきなり広島なう。路面電車にゆられなう。赤ちゃん連れてると、遠出できないかとか、こないだ父さんが心配してたけど、そこまででもないかも。ふと思ったけど席ゆずってくれる人多いね。平日昼間に乗ってるとなんか幸せー。
2:12 AM Aug 4th webから


海行くから=dvn=Jul.24=「海行くからプレイリスト組んで」とのお達しが。とりあえず、スチャダラのえーとタイトルは”じゃ夏なんで”は違う”ゆらめき〜”も違うそれはフィッシュマンズとかせきだし、なんだっけ?あっそうそうサマージャムは外せんな!オーケイ、ベタなやつ盛り込むぜ。
2:00 AM Jul 24th webから

「海行くからプレイリスト組んで」とのお達しが。オーケイ、ベタなやつ盛り込むぜ
1:27 AM Jul 24th movatwitterから

by ochakann | 2010-10-08 01:07 | ことばの壁
夏のワークショップ・プロジェクト2010「ふしぎの森の美術館」2010年7月3日(土)~9月5日(日)

 夏の期間中、こどもを対象に、家族も一緒に参加し、体験できる展示とワークショップのプロジェクトを開催します。観ることに留まらず、触ったり、描いたり、作ったり、様々なかたちで現代美術の面白さや、創造することの楽しさを体感できる場を創出します。
 今回のプロジェクトでは、美術館が位置する「森」をテーマに、自然や動物など、身近なものの中に潜む、驚きや発見を体感できる作品の展示やワークショップを展開します。参加作家として、古着でつくったぬいぐるみをインスタレーションし、ぬいぐるみの木や森をつくり出す安部泰輔、「自然を遊ぼう」をテーマに、木漏れ日の現象を取り入れて作品とする木村崇人、動物や植物の影が観客の介入によって思わぬ形で変化/出現するメディア・アート作品を手がける近森基++久納鏡子(plaplax)、誰かの作ったお話に、観客がどんどんと言葉を足していくことで、幾つもの物語を生み出す宮田篤の4名/組を招き、期間中を通して、成長し、変化し続ける「ふしぎの森」を創出します。

参加作家:
安部泰輔、木村崇人、近森基++久納鏡子(plaplax)、宮田篤


会期:2010年7月3日(土)~9月5日(日)
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日
会場:エントランスホール、地下1階ミュージアムスタジオほか
観覧料:無料
主催:広島市現代美術館
助成:朝日新聞文化財団
協力:黄金町エリアマネージメント

http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/main/fushiginomori.html
by ochakann | 2010-06-08 00:20 | ことばの壁
アートフォーラムあざみ野での、「黄金町のアーティストたち展」パンフレットのためのアーティストステートメントを書きました。もうちょっと直すかもしれないです。
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そこにあるつながりに気づく

思いついちゃったからしょうがないので、つくります。絵にしたほうがいいのか、みんなで遊んだりした方がいいのか、また他の方法があるのかはその後で決めるのですが、「あ」って思いついてまずはそこからです。

思いついちゃったからしょうがないっていう態度は、作品について難しく考えすぎること、あるいはいい絵を描きたいとか、なんかすげえの作りたいと張り切っちゃうようなことからたぶんぼくを助けています。

思いつくのはだいたいだじゃれ、音韻連想です。それから形のだじゃれや関係のだじゃれなど。くだらないねと言われてもまあいいのですが、でも笑わせたいわけでもないのですが、とにかくだじゃれを思いつくこと、(というとかっこ悪ければ、)「そこにあるつながりに気づくこと」が、ぼくにとっての作品のはじまりのような気がします。
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思いついちゃった最近の絵は「千年パーマ」です。もちろん天然パーマからきていて、だじゃれです。「千年」と「天然」って似てるなぁ、と気づいてつながって、言葉の両側から意味がじわじわと混じってきたりして、そんなイメージから絵が描けそうになって、じゃあ思いついちゃったし描こうか、と画用紙を広げたりします。

思いついても絵ではなく遊びになったりする時もあります。「微分帖」というのはみんなでおはなしの本をつくるあそびで、「美文調」ということばからきています。詳しい説明は省きますが、これは文の構造と本の構造のつながりから出来ているあそびで、関係のだじゃれです。このあそびで2年ちょっとの間に500冊の微分帖が出来て、それでつながったいろんなものごともありますが、その話はまた別のときにします。

思うに、古今東西多くの美術家芸術家にとってつくることと見つけることが、同じではないにせよ近似ではあるように、現在ではつなげることとつながりに気づくことの間にもそんな関係があるのかもしれません、し、これも思いつきだったり。(宮田篤2010年5月)

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by ochakann | 2010-05-19 00:22 | ことばの壁
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4月もおわりになるので、メディアセブン「としょ感と図書館」の、とりあえずのまとめをしてみます。箇条書きです。

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つまり微分帖というのはすでにそこにあるテキストに介入していくこと、あるいは介入されること、される可能性のこと。

とおくから一本に見える線は近づいてみると歪んで蛇行して何本にも分かれたり誰かにらくがきされていたり、ねこがいたりちいさな花が咲いていたりして、また離れて見たってもうただの一本の線には見えない。ぼくとあなたと彼と彼女のいる部屋は、じつは彼女がコーヒーをこぼしていたり彼が窓ガラスを割っていたり、いつの間にかあなたがいなかったりぼくたちは暗殺部隊だったりするが、それはみんなで微分帖を「やってみないと」分からない。

ぼくの昨日のすてきなエピソードは、彼のいたたまれない気持ちや彼女の思いつきや、どうでもいいことや大事なことやあなたの生い立ちなんかを引き連れてひとつの矛盾した不自然なテキストになる。それはその日その場でしか絶対に書かれないし、もう2度と書けない。想像力と文章力と理解力を刺激して、思い出や思いつきや思い違いをつっこんでできる「みんなのおはなし」。それは芸術と芸術じゃないの間にあって、そこにしかないもの、かもしれない。

「としょ感」はそこらへんのまだあんまり人のいない土地に設立されていて、蔵書を増やしたりするために「いどうとしょ感」というアウトリーチをしたり、たまに蔵書の虫干しのために300冊だか500冊だかの微分帖をすべてひろげて「ことばの壁」をつくったりする、のかもしれない。

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「としょ感と図書館」では、「いつもとしょ感でやっていること」を、「いつも図書館がやっていること」に置き換えてみたような気がする。

「かわぐち詩律いどうとしょ感」で言ったこと。「みんなで作った微分本は、図書館に来れば1年後でも10年後でも見られるよ。また見に来てね。」というのは、いつも言っている「みんなでつくった微分帖は、いつかまたことばの壁をつくったときや、次のとしょ感のときに見られるよ。また来てね。」というのと一緒だと思った。忘れてもらって思い出すくらいがちょうどいいのも一緒だ。

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つなげること。つながりに気づくこと。そこにない線をあると言うこと。

「としょ感と図書館」は微分帖の入り口を丁寧に考えた展覧会でもありました。次はもっと微分帖の中のことを考えてみてもいいのかなぁ。1年とちょっと前、微分帖が300冊のときにやった「ことばの壁」、微分帖が600冊に届きそうなので、またそろそろ虫干しのためにもしたくなってきました。

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by ochakann | 2010-05-03 03:38 | ことばの壁

【ちくちく地区:井野団地/宮田篤+笹萌恵】(取手アートプロジェクト/茨城)


by ochakann